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和室を洋室にリフォームする金額の目安は

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マンション購入の失敗談!東京やってしまった後悔ポイント5!<東京都下のマンション購入と売却編>で購入した中古マンションでは、和室が洋室(フローリング)にリフォームされていました。販売している新築マンションの間取りを見ていると和室の部屋が全くないマンションが多くなってきた気がします。

和室のマンションが減った?

マンション購入の失敗談!東京やってしまった後悔ポイント5!<東京都下のマンション購入と売却編>で購入した中古マンションでは、和室が洋室(フローリング)にリフォームされていましたので、フローリングにユニット畳を敷いて、なんちゃって和室として使っていました。

洋室として使いたい場合は、ユニット畳を折りたたんで収納できたので、気分によって使い分けができて便利でしたね。

リビングの一角だけ敷いて、畳コーナーを設けることもできます。

最近の新築マンションの間取りを見ると、和室の部屋が消えていることに気が付きます。日本文化の象徴である和室がなくなっていることに悲しさを覚えます。

例えば、東京都世田谷に新築のマンション「ブランズシティ世田谷中町」の3LDK(専有面積72.35平方メートル)という一般的な専有面積でも、洋室ばかりで和室の部屋がありません

東京都墨田区の新築のマンション「ヴィークコート錦糸町」の3LDK(専有面積70.78平方メートル)にも、和室の部屋がありません

神奈川県相模原市の新築マンション「プラウド相模大野エアリーコート」の3LDK(専有面積74.56平方メートル)にも、和室の部屋がありません

そんなに大きくないマンションの専有面積ですが、それでも一部屋は、和室の部屋があった方がよいと思う方なので、非常に残念です。

和室があれば、赤ちゃんとゴロ寝しても大丈夫だし、お客さんをお迎えする客間としても恥ずかしくない部屋として通用します。子育て世代には、和室があった方がよいと思うのですが。和室って落ち着くと思います。

畳のある和室で、ゆったりとした時間を過ごしたいという人にとっては、一部屋は和室が欲しいものですけどね。和室の情緒がなくなってきたのは寂しい限りです。

和室が少なくなった理由

和室が少なくなってきた理由は、次の5点があげられます。

理由1:和室は建築費が高い

同じ面積の洋室の部屋を建設する費用と同じ面積の和室を建設する費用を比較すると、和室を建設する方が高くなります。

和室は、洋室と比べて、畳・ふすま・障子など、和室独特の細工が必要となります。マンションですから、欄間・床の間・掛け軸までを備えた和室は少ないとは思いますが、それでも和室を建設するコストは高いのです。

和室を建設できる職人が少なくなっていることもコスト高の原因のひとつです。純和風住宅の建物を建設する機会が減っていることから、若い職人に和室を作る技術を伝承することが少なくなりました。

マンションに和室を設ける場合は、和風建築の技術も必要ですが、マンションの造りも考慮(高さの制限など)に入れて作る必要があります。

理由2:和室の用途が減った

和室イコール客間というイメージがあります。和室は、お客様をおもてなしするのに最適な空間だったのです。

しかし、お客様をマンションにお招きする機会が減ったことで、和室を設ける意味がなくなってきました。実家の両親をお招きする機会はあるかと思いますが、和室でなければならない理由がなくなったのです。

お正月やお盆の季節は、マンションにご両親を呼ぶのではなく、こちらから両親の実家へ行くことが多いため、和室は必要がないのです。

もし、マンションにお招きするような場合は、マンション内のゲストルームを使って頂くか近くのホテルにお泊り頂くことが多くなりました。

理由3:和室は手入れが大変

和室は、洋室に比べて手入れが大変であることも原因のひとつです。

経年劣化によって壁が変色したり、畳がささくれて色褪せてしまったり、定期的な畳替えをすることでメンテナンスの費用がかさみます。

ダニやほこりが気になる方もいらっしゃいますし、ふすまや障子は破れや汚れが発生すると、張り替えをしなければなりません。

ふすまや障子の張り替えは、自分で出来るかもしれませんが、ホームセンターやインターネットで材料を調達して、張り替える作業は面倒です。

職人に頼めば楽はできますが、手配は行わなければいけないので面倒であることには変わりません。

洋室であれば、フローリングですから、ロボットが自動的に清掃してくれる時代になりましたからね。

理由4:生活スタイルが欧米化

生活スタイルが欧米化してきたのも原因です。和室の部屋で布団に寝るというスタイルから、洋室の部屋でベッドに横たわるというスタイルに変化してきています。

高齢になってくると、押し入れから寝具の上げ下げは、腰に負担がかかって大変な作業になります。かといって布団を敷きっぱなしでは、畳にも布団にもカビが生えてしまいます。

温泉旅行に行った場合に、宿泊先の従業員が布団を敷いてくれる有難さを感じるのではないでしょうか。

理由5:祖父母世代の同居が減った?

マンションにお住まいの場合、どういう構成で住むパターンが多いでしょうか。両親と子供で住むことが多いのではないでしょうか。祖父母と一緒に住むことが少なくなっているのではないでしょうか。

祖父母世代の場合は、和室が必須でしたが、両親と子供だけであれば、和室は必要なく、洋室として使いたいという要望が増えた結果、和室が減少しています。

祖父母と同居する場合でも、祖父母の足腰が弱って来ますから、和室よりも洋室の方が楽に生活ができるでしょうね。

座布団に座るというよりは、椅子に腰かけて座る生活スタイルが多いのではないでしょうか。布団を敷いて寝るよりは、ベッドで寝ることが多いのではないでしょうか。

和室を洋室にリフォームする金額の目安

現在、和室のお部屋があるマンションの部屋を洋室にリフォームする場合の金額の目安は、どのくらいなのでしょうか。

リフォーム業者にもよりますが、和室から洋室へのリフォーム期間は、おおよそ2日から3日で、相場は6畳の部屋で20万円前後と考えておけばよいかと思います。

ただし、正確には、工事内容によって金額は異なります。押し入れをクローゼットに変更する場合、建具だけを交換するのか、押し入れの中までリフォームするのかによっても変わってきます。

実際の和室を見てみないと、業者も見積もりがとれないかと思います。お住まいのマンションの近くでリフォームをしている業者を見つけて見積もりを取って検討しましょう。

おわりに

健康で若い間はなんでもない和室での生活でも、年齢を重ねると体力的に厳しくなる場合があります。今から将来を見据えた和室から洋室へのリフォームを検討してはいかがでしょうか。

和室を洋室にリフォームする金額の目安

工事内容によります。
見積もりを取ること。
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独身でマンションを購入し、売却を経験した管理人です。失敗や後悔をすることがないように経験から得られた知識を発信することでマンション購入のお役立ちとなるように願っています。「マンションは管理を買え!」と言われるように、購入して後悔のないように願うばかりです。理事長や副理事長の経験もあり、管理委託費の削減も行いました。

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